2010年12月30日

ごはんのもの

潔く
ものはあまり持ちたくないと思ってる

使ってない食器は捨てよう
賛成
どんどん捨てよう

掃除の前に、彼と話してた

これ、捨てるよ

彼がティーカップをふたつ、出す
それはたしかに、夏に越してきてから使ってないけど

待って、それは捨てないで

もう10年以上も前
はじめて家を出る時に、もらったもの
ダンサーの仕事で東京へ
住んだのは2ヶ月
小さな、キッチンもない部屋だったし
遊びほうけて、寝に帰るだけだったから
使うことは少なくて
それからも、実は、ほとんど使ってない

捨てる、っていわれて、ギュウッとした
ギュウッとつかまれたような
自分で驚く、ことばにできない気持ち

使う回数の少ないお皿やグラス
値段でいうと安いものばかり
でも、探して、選んで、うちに連れて帰ってきた

鍋と三点セットで、プレゼントしてもらったフライパン
ふたり分を作るのには小さくて
油をたっぷりひいても、焦げるようになったけど

ひとりで、だれかと
ごはんを食べるのにつかったものたち
ひとり暮らしをきっかけに、料理を覚えた
いわばあたしの、歴史、とは少し大袈裟、かな

あたし、思ってた以上に
ものに執着心があったみたい

けっきょく、キッチンまわりは整える程度で終わり

ああ、やだやだ
過ぎてきたことに捉われるなんて

なんでか、落ち込んでしまう

なんで
なんでだろう、考える

日々があって
今日はごはん食べただけだな、って日もあって
今のあたし、だ
当然のことをしみじみ思う
自分でも思ってなかった感情になったり
新しいことがわかったりもする
だから
なんでもかんでも、整えて
さあ、さっぱりじゃなくて

引きずられる思いがあっても、きっと、いいね
うん

大掃除とは、もしや、新しい年に向けて
こうゆう、目に見えないものの整理もあるんだろうか
posted by ミドリ at 21:05| 東京 ☁ | TrackBack(0) | ミドリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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